こんにちは、はじです!
製造業界で働いていて、英語は苦手…と避けてきたけど、急に英語が必要になったとお悩みではないでしょうか?
・製造業で英語が必要になるシーンってどんなとき?
・覚えておくと便利なフレーズは?
・英語をどうやって身につければいいの?

現役で社内通訳や工場案内もこなす私が、現場の目線でわかりやすく解説します!
この記事で、製造業での英語の仕事がグッとラクに、そして自信をもってこなせるようになります!
実際に私は、製造業で必要な英単語やフレーズを身につけて、社内通訳や工場案内を任されるようになりました。
この記事では、そんな私の実体験をもとに、製造業の現場や間接部門で使える英単語・表現を紹介していきます!
Contents
製造業で英語が必要な瞬間3選
グローバルに展開している製造業界の企業では、海外とのやり取りが頻繁に行われています。
今までは英語を使う機会がなくても、担当変更や異動があって、実務で英語が急に必要になるケースも少なくありません。
製造業界ではどんなシーンで英語が必要になるかご紹介します。
なお、英語を活かして働きたいと考えている方は、製造業で英語を使って仕事をするイメージできればと思います!
海外拠点とのやり取り
海外に拠点を持つ企業では、現地スタッフとのやり取りが日常的に発生します。
例えば、プロジェクトの進捗確認や受発注業務、損益調査など英語でのメールやオンライン会議があります。
ヨーロッパやASEAN諸国に拠点がある場合でも、共通言語として英語が使用されます。
特にASEANは母国語に影響を受けた強いアクセントの英語が話されることが多く、会議のリスニングに苦労する場面もあります。
ただ、日系企業として海外進出していて、現地スタッフが日本文化に興味を持ち理解を示してくれると、スムーズにやり取りが可能です。
現地に駐在員や日本人スタッフがいる場合は、彼らに業務のサポートを依頼することもありますね。
海外出張や技術支援
営業活動や現地法人の監査など海外拠点への出張やプロジェクト立ち上げによる技術支援でも英語が必要になります。
出張であれば営業や生産管理、経営管理など間接部門で英語を使うことがあります。
また、生産技術も生産準備のサポートで現地スタッフとの英語でのコミュニケーションが求められます。
特に、生産ラインのセットアップや現地ライン作業者への教育など生産に関することは認識の齟齬がないようにしなければなりません。
設備や作業工程など専門的な英語を身につけ、円滑に業務を進めたいですね。
外国人労働者とのコミュニケーション
少子高齢化により、日本人の労働者不足が大きな問題となっています。
労働力不足を解消するために、外国人労働者が増加しています。
そのため、急に外国人スタッフがきて、英語が必要になることがあります。
製造業の外国人労働者の割合は、国別でみるとブラジル、ベトナム、インドネシアの国籍が高い傾向です。
ある程度日本語を理解してくれることもあるかとは思いますが、共通語としての英語で意思疎通ができれば、働きやすい職場づくりに繋がります。
会社の方針で急に採用することもあるのて、組長や現場スタッフが英語を身につけて、受け入れ体制を整えておきたいですね。
以下、製造業で英語が必要な瞬間3選をまとめます!
グローバルに展開している企業ほど、英語が必要になる可能性は高くなります。
急な変化にも対応できるように、日頃から英語を学んでおくことが大切ですね。
これだけは覚えておきたい!製造業の英語フレーズ
ご紹介したようにグローバル化が進む製造業界では、英語でのコミュニケーションが避けられない場面が増えています。
とはいえ、忙しい社会人にとって英語を勉強する時間を確保するのも大変な中、すぐに専門的で複雑な英語表現を習得するのは困難です。
そのため、まずは基本的なフレーズを身につけることが大切です。
なぜなら、英語に自信がない方でも、基本的な表現ができれば、信頼関係を築くことができ、業務を進めることにつながるからです。
製造業でよく使われる英語フレーズを具体的なシーン別にご紹介していきます!

実務ですぐに使えるものを厳選しています!
電話での基本フレーズ
May I have your company name, please?
会社名をお伺いしてもよろしいですか?
会社名を確認するフレーズです。
会社名や名前を名乗ってくれないケースもよくあるので、覚えておきたい表現です。
What’s your comany name?は表現が直接的で丁寧さに欠けるため、ビジネスシーンでは避けるのがよいでしょう。
Just a moment, please.
少々お待ちください。
取り次ぎのフレーズです。
もっと丁寧な言い方はありますが、これで十分通じます。
シンプルかつ頻出の表現を覚えておきましょう。
I’m sorry, he is not available at the moment.
申し訳ありませんが、彼はただ今対応できかねます。
取り次ぐ際に不在の場合のフレーズです。
相手へ配慮しつつ、対応できないことを丁寧に伝えることができます。
Would you like to leave a message?
伝言をお預かりいたしましょうか?
取り次げなかったときに伝えたいフレーズです。
相手の意向を汲み取りながら、丁寧な電話応対の印象を与えることができます。
Thank you for calling. Have a good day.
お電話ありがとうございました。よい一日を。
締めくくりのフレーズです。
日本語では馴染みがないですか、Have a good day.と添えてあげると自然な電話応対になります。
以下に、電話で使えるフレーズをまとめます!
取引先や営業電話など急に英語での対応が発生します。
最低限のフレーズを身につけて、焦らずに対応しましょう!
メールでの基本フレーズ
I hope you’re doing well.
お元気でお過ごしのことと思います。
メール冒頭のフレーズです。
日本語の「いつもお世話になります」と同じ位置付けの表現となります。
I’d like to confirm the delivery schedule for the parts.
部品の納入スケジュールを確認させていただきたく存じます。
何かを確認するときのフレーズです。
checkよりもconfirmを用いることで、フォーマルに依頼できます。
I’d appreciate it if you could let us know the expected shipping date.
出荷予定日をご教示いただけますと幸いです。
情報提供をお願いするときのフレーズです。
I’d appreciate it if you couldで丁寧にお願いすることができます。
Please feel free to contact me if you have any questions.
ご不明な点がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。
質問を受け付けるフレーズです。
この一文があると、親しみのあるメール文になります。
Thank you in advance for your assistance.
ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
締めのフレーズです。
一言添えることで、よい印象を与えられます。
以下に、メールで使えるフレーズをまとめます!
メールは型を作っておくのが効率的です。
型がないと何度も表現を検索しなくてはならないので、メール作成に時間がかかってしまいます。
まずは基本のフレーズを覚えて、スムーズなメールを心がけましょう!
会議での基本フレーズ
Let me quickly walk you through this.
こちらについて簡単にご説明させていただきます。
導入のフレーズです。
walk you throughはネイティブもよく使うので、覚えておくと便利です。
Here’s where we stand.
現在の状況はこのようになっています。
現在地を表す表現です。
今の状況を理解してもらうことで、有意義な打ち合わせを行うことができます。
What if we tried it this way?
このように試してみるのはいかがでしょうか?
提案のフレーズです。
ストレートすぎず、柔軟性のある提案の表現になります。
Just to be clear, you’re saying that〜?
念のため確認ですが、〜ということでよろしいでしょうか?
確認のフレーズです。
認識の齟齬を防ぐために、柔らかく確認することができます。
That’s all for today.
本日は以上です。
締めのフレーズです。
シンプルに会議の終わりを表現できます。
以下に、会議で使えるフレーズをまとめます!
慣れない英語での会議は緊張するものです。
簡単なフレーズで意思表示ができるだけでも、スムーズな会議が行えます。
基本フレーズを身につけて、自信を持って会議に臨みましょう!
プレゼンテーションでの基本フレーズ
Thank you for being here today.
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。
冒頭での挨拶のフレーズです。
ネイティブも使う表現なので、丸ごと覚えておきましょう。
Let me start by giving you a quick overview.
まずは簡単に概要をご説明させていただきます。
導入のフレーズです。
let meを使うことで、流れよく話し始めることができます。
Let’s move on to the next topic.
次の話題に移ります。
別の話題にいくときのフレーズです。
move onで移り変わることの表現になります。
This graph shows the trend over the past five years.
このグラフは過去5年間の傾向を示しています。
グラフの内容を伝えるフレーズです。
グラフをしっかり説明することで、説得力のあるプレゼンを行えます。
Thank you for your attention.
ご清聴ありがとうございました。
締めのフレーズです。
プレゼンの終わりを簡潔に表現できます。
以下に、プレゼンで使えるフレーズをまとめます!
プレゼンは相手に理解してもらうことが重要です。
難しい表現は逆にわかりずらくなってしまうケースがあります。
基本なフレーズで表現してあげることで、プレゼンの成功につながります!
工場案内での基本フレーズ
Thank you for visiting us today.
本日はお越しいただきありがとうございます。
挨拶のフレーズです。
工場見学の導入に使える表現です。
I’ll be your guide for the tour.
私が案内役を務めます。
役割を示すフレーズです。
自己紹介とともに役割を伝えておくと親切ですね。
We manufacture our main product here.
ここで私たちの主力製品を製造しています。
製造ラインを説明するフレーズです。
manufactureは工場案内でよく使われる動詞なので、覚えておきましょう。
This machine is used for cutting metal sheets.
この機械は金属板の切断に使われています。
設備を説明するフレーズです。
加工内容に応じて使える汎用性のある表現です。
That’s all for the tour.
以上で工場見学は終了です。
締めのフレーズです。
工場見学の終わりをシンプルに伝えることができます。
以下に、工場案内で使えるフレーズをまとめます!
専門的な用語も出てくるのが工場案内の難しいところです。
基本のフレーズを身につけてから、語彙や表現を発展させていくことがおすすめです。
基礎を固めることで、応用が効きやすくなります!
製造業で働きながら、英語を身につける方法
仕事しながら英語を身につけるには、効果的な学習が必要です。
忙しい社会人にとって、英語学習を継続するのは簡単なことではありません。
そのため、目的に合った効果的な学習が大切です。
特に、実務では報告や会議などが多く、スピーキングとリスニングの力が求められます。
話す力と聞く力を伸ばすための学習方法をご紹介していきます!

実践して効果があったものを厳選しました!
日常業務に関する英語表現をインプット
普段の業務で出てくる日本語を英語に変換し、英単語やフレーズを覚えていきます。
最短で英語を身につけるには、実務で使用頻度の高いものから学ぶことが重要です。
例えば、工場現場、生産技術、営業、経理など部署によって、英単語やフレーズは異なります。
まずは自部署に関連するものを英訳することから始めましょう。
英語がパッと出てこないときは、Google translateやweblio辞書などネットで調べる癖をつけるとよいでしょう。
また、調べて終わりではなく、発音もチェックとして音読するなど、使える英語にしていくことが大切です!
オンライン英会話
オンライン英会話は国内にいても英語を話す練習ができるツールです。
講師との英会話を通じて、伝える力と聞き取る力を鍛えることができます。
おすすめのレッスンは、記事についてのディスカッションとフリートークです。
記事の内容について感じたことなど、自分の意見を言う力を鍛えられます。
フリートピックであれば、関連性の高いことを話せるので効果的な英会話のトレーニングにつながります。
最初は言葉に詰まるなど大変なこともありますが、繰り返しレッスンして、話す自信をつけていきましょう!
ChatGPT
文法が正しいかの添削、新しい表現を増やす、英会話の練習相手などは、ChatGPTがおすすめです。
質問を投げかけるだけで、AIが回答や提案してくれます。
例えば、これって通じる?とか、他の言い方ある?などざっくりした質問でも、回答をもらえます。
音声認識もあるので、英会話の練習相手にもなるのが特徴です。
無料の範囲でも十分活用できるので、使って損はありません。
ChatGPTを活用して、効率のよい英語学習をしましょう!
まとめ:製造業でよくある基本フレーズを身につけよう!
覚えておくと便利な製造業の英語フレーズを解説しました。
急に英語が必要になると、何から勉強したらいいか困ってしまいますよね。
ご紹介したフレーズはネイティブも馴染みのある実務ですぐ使えるものです。
自信をもって業務を行えるように、基本のフレーズを身につけていきましょう!
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